戦利品を守れ!振動という敵
「よっしゃああ!!欲しかったシークレット、一発ツモ!」
ツーリング先のPAや、街中の設置店で神引きをした瞬間の高揚感、最高ですよね。
しかし、ヘルメットを被ってバイクに跨った瞬間、我々ライダーは冷静になり、ある恐怖と直面します。
「この振動で、せっかくのフィギュアがバラバラにならん…?」
バイクという乗り物は、常に路面からの衝撃とエンジンの鼓動に晒されています。
硬いプラスチックのカプセルに入ったままだと、シートバッグの中で「ガラン、ゴロン」と暴れ回り、カプセル同士がぶつかって傷がついたり、最悪の場合、中の繊細なパーツが破損してしまうことも。
コーナーを曲がるたびに背後から聞こえる不穏な音に精神を削られ、せっかくのツーリングが台無し…なんて経験、ありませんか?
今回は、そんな悲劇を回避するために僕が編み出した、100円ショップのアイテムを駆使した「ガチャ専用パッキング術」を伝授します。
家に帰って開封の儀を行うまでがガチャ活動。
完璧な状態で持ち帰るためのメソッド、必見です。
100均の奇跡!ダイソーのクッションケースがシンデレラフィット
まず紹介したいのが、僕が神器と崇めている収納アイテム。
ダイソーなどの100円ショップで売られているクッションケース(マルチケース)です。
本来はデジカメや充電ケーブルを入れるための、ウレタン素材で少し厚みのある柔らかいポーチですね。
これが、標準的なカプセルトイの収納に、恐ろしいほどシンデレラフィットするんです。
特にB6サイズやA5サイズのマチ付きタイプがおすすめ。
カプセルを横一列に並べて入れると、ウレタン生地が適度に伸縮してカプセルをギュッとホールドしてくれます。
この状態でジッパーを閉めれば、カプセル同士が直接ぶつかる「カチャカチャ音」が完全に消滅。
さらに、長方形になったポーチは、シートバッグやトップケースの隙間にテトリスのようにスッキリ収まります。
丸いカプセルをそのままバッグに放り込むとデッドスペースだらけになりますが、ケースに入れることで積載効率も爆上がり。
「ガチャを回す予定がある日は、空のクッションケースをバッグの底に忍ばせておく」
これは、デキるコレクター兼ライダーの常識になりつつあります。
カプセルは現地で捨てる?ジップロックで身軽になる極意
「今日は大量に回すぞ!」という気合の入った日や、連泊ツーリングで荷物を増やしたくない場合。
そんなときは、思い切ってカプセルを現地で処分する選択肢が最強です。
多くのガチャ設置店には専用の回収ボックスがありますから、そこで中身だけを取り出します。
必須となるアイテムが、食品保存用の「ジップロック(フリーザーバッグ)」のSサイズです。
取り出したフィギュアとミニブック(説明書)をセットにして、小袋に密閉。
これだとカサばるカプセルがないので、同じスペースに3倍以上の戦利品を詰め込めます。
何より重要なのは、塗装移りの防止です。
カプセルの中でパーツ同士が擦れ合うと、意図しない色移りが発生することがありますが、袋の中で空気を抜いてパッキングすれば、パーツが固定されてそのリスクも激減。
ミニブックが折れ曲がらないように、厚紙を一枚入れておくとさらに完璧ですね。
ジップロックスタイルなら、タンクバッグの薄いポケットにもスッと入りますし、何より大量に回してしまった罪悪感」を、荷物のコンパクトさで誤魔化せるという精神的なメリットも(笑)
割れ物はリュック背負いが鉄則
最後に、絶対に破損させたくない超高額ガチャや、極細のアンテナ・薄い刃物などの繊細なパーツを持つフィギュアを持ち帰る場合のアドバイスです。
この場合、シートバッグへの積載はおすすめしません。
バイクのサスペンションで吸収しきれない路面の突き上げは、シート上の荷物にダイレクトに伝わります。
では、どこが一番安全か?答えは「ライダー自身の背中」です。
人間の体は、膝や腰が天然のサスペンションとして機能するため、バイク本体よりも圧倒的に振動が少ないんです。
大切な割れ物級のガチャは、薄手のリュックサックやホルスターバッグに入れ、身につけて運ぶのが鉄則。
タオルなどで優しく包み、背負って走れば、段差を乗り越える時も無意識に自分が衝撃を逃がす動きをするはずです。
「俺の体がショックアブソーバーになるんだ…!」
そんな気概で愛するフィギュアを守り抜いてこそ、真のコレクター。
家に到着し、無傷のパーツを組み立てた時の安堵感と達成感は、何物にも代えがたいですよ。
さあ、準備はいいですか?
安全運転で、最高の収穫を持ち帰りましょう!

